"THE MELODY AT NIGHT WITH YOU" KEITH JARRETT(p) 1998年12月録音

1998年録音の同じくソロピアノ集。
確かこのCDは1999年のスイングジャーナルの金賞を受賞した作品である。
僕には「何故?何故?」と疑問符のつく作品だ。全編バラード調で、子守唄には良いかもしれないがJAZZの持つ醍醐味や緊張感というものがほとんどない。
まるでキースも眠ったまま演奏しているかのような退屈な演奏に終始している。
「つまらない、退屈な」CDだ。買うと損するだろう。
あらためて「これが金賞?」




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"THE KOLN CONCERT" KEITH JARRETT(p) 1975年1月録音

言わずと知れたキース・ジャレットの名盤、「ケルン・コンサート」。
1975年の録音から数えて26年の月日が経つ。一向に色褪せないソロピアノの傑作。
最近、車のTVコマーシャルにこの演奏が使われているので気付かれた方も多いのではないでしょうか。
まさに、乗りに乗って弾きまくったライブ盤である。
牧歌的な曲想が心を捉える。多くを語る必要がない1枚。
ただ、頭を垂れて聴くのみ。「manaの厳選"PIANO & α"」に追加した。

KEITH JARRETT
退屈する事を覚悟して聴く金賞作品!
キースの匂いがプンプンする伝説の1枚
頭を垂れて聞いて欲しい!

独断的JAZZ批評 3.