薪による窖窯焼成 その10.









●窯詰め(楡窯)

窯詰めも完了し、いよいよ窯焚きが始まる。
5月23日から焼成開始。
窯詰め、窯焚きのの楽しさ、窯出しの興奮。
何度やってもやめられない。

・1列目
 備前、黒陶土を中心としたきめの細かい土で作った作品を投入
 一部、焼き直しもある
・2列目
 ここは唐津を中心に釉薬もの
 一部、志野と焼き直しが入っている

・3列目(火前)
 ほとんど全部、信楽土

 火入れは23日。焼成完了は28日の予定。
 いよいよ5日間焼成が始まる
(2007.05.20)
・庵主、栗原氏とKAさんが作った火前の焼成曲線(赤線)
 これに従って、5日間焼成を開始した
 黒線が火前と捨間の焼成温度
・窯焚き開始は23日午前10時
 焼成24時間後(5月24日午前10時)の窯
 「初めチョロチョロ・・・」の状況
 うっすらと灰が被り始めている
 真ん中の壷は焼き直し作品 赤貝で目止めしてある

これから3日後には、4つ下の写真になる
(2007.05.25)
・焼成4日目
 ついに1300度を突破
 そのときの煙突の状況

 目を凝らして見ると、上空から黒竜が舞い降り、金竜が空に舞い上がろうとしているようにも見える
・夜空に立ち上る炎
・火前の焼成温度が1307度を記録
・白く輝く窯の内部
 まさに発光体
・1300度をとって、パチリ(中央後方が庵主・栗原氏、左端が管理人)
・「祭り」の手ぬぐいのご利益か?

・窯終いは28日の午前11時。予定焼成時間を1時間オーバーして終了
 トータル121時間(丸5日と1時間)の焼成であった
・窯焚きの楽しさを満喫できた大満足の窯焚きであった
・窯出し(6月3日予定)が楽しみ
(2007.5.28)