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Mongolia
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モンゴルにはオオカミを探しに行った。11月下旬に行ったので最低気温は-30度だった。宿泊は主に遊牧民のゲルを借りて泊まったが、寒いのなんのって一応厳冬期用のシュラフを日本から持って行き、さらにデールを着てウォッカを飲んで寝たんですが、寒くて夜中に何度か目が覚めてしまった。でもモンゴルの星はとてもきれいだった。あ〜これでオオカミの遠吠えが聞けたら最高なのに・・・ 

Red fox

Roe Deer

Asiatic Pika

Przewalski

どこにいるかわかるだろうか?一応右下にいる。キツネをみてもこの程度。遊牧民のハンターの案内でオオカミを探して山を歩くのだが、普段遊牧民は冬の間、獣を捕って暮らしているので、獣の警戒心がとても強い。このときも、もういいか?といわれて隣で猟銃をぶっ放していた。

シカをみるなら決まった時期があるらしい。山にシカが酔っ払う木の実ができるのでそのときがいいらしい。シカもやっぱり警戒心がとても強くここまで寄れたのも奇跡的。
朝早く起きたり、夜中に起きたり、馬に乗って探したり、ジープに乗って探したり、歩いて探したり、いろいろこの山でオオカミ捜索をしたが、見れたのは足跡だけだった。

お世話になった遊牧民のゲルの裏手にガレ場みたいなのがあった。夕方待っているとナキウサギがでてきた。鳴き声は一緒。でも日本のナキウサギと比べると少し大きいような気がした。
ガレ場のなかからいくらでも出てくる感じで一人で興奮していた。自分の家の裏手にもこんな場所があったら幸せだね。冬は-40度以上になるらしいが。

daurian ground squirrel

ダウリアハタリスだと思う。北アジアの哺乳類の良い図鑑を持っていないので解らない。図鑑は大好きなので海外に行くと必ず買ってくるのだが、中国でもモンゴルでも見つからなかった。
このリスはとても臆病でなかなか出てきてくれなかった。近くで映画の撮影をやっていた影響もあるのかも・・・。

モンゴルに来たもう一つの目的、モウコノウマをみるためである。地元ではタヒと呼ばれている。ここは保護区でオランダの動物園で飼われていた個体を放したらしい。野生馬は世界にもうこの1種が残るのみとなった。
次は夏に来よう。でも次はまた違う場所。いろいろ情報は集めたので期待大です。