事業計画書を作成して起業・新規事業を成功させよう!



売上予測                   前へ  次へ
事業計画を現実的なものにするためには、売上予測が極めて重要です。
売上予測方法は、業種によって異なります。業種別の売上の予測方法としては、次の方法があります。

【小売業・サービス業】
○客数×客単価×年間営業日数
 (例:1日300人×平均客単価1,000円×280日)
○客単価×商圏内人口(または通行者数)×来店割合×年換算
 (例:平均客単価800円×20,000人×2回/月×12ヵ月)
○1平方メートルあたりの売上高×売場面積×年換算
 (例:10万円×100平方メートル×12ヵ月=12,000万円)

【労働集約的な業種(自動車販売業・化粧品販売業など)】
○ひと月の従業員1人あたりの売上高×従業員数×年換算)
 (例:従業員売上高 300万円×3人×12ヵ月)

【製造業】
○商品別単価×数量=商品売上高を算出し、個々の商品の売上高を合計する。
 (例:甲商品単価1,000円×30,000個=3,000万円、
    乙商品単価2,000円×10,000個=2,000万円
    3,000万円+2,000万円=5,000万円)
○商品単価×市場規模×市場シェア
 (例:5,000円×10,000台×10%=500万円)

上記の売上予測は、新規事業のように、全くゼロから事業を開始する際に、使用する方法であって、自社に実績があるのならば、過去の数値の推移を基に、将来の売上予測の精度は高まります。また、商品別・顧客別に売上が予測できる場合は、商品別・顧客別に予測を行い、それらを合計したほうが、精度は高まります。
なお、1平方メートルあたりの売上高や従業員1人あたりの売上高については、「中小企業の経営指標」(中小企業庁)や「小企業の経営指標」(国民生活金融公庫総合研究所)が参考になります。



売上の予測については、最終的には業種にあった計算方法を採用することになるのですが、計算段階では、できる限り複数のアプローチで算定したほうがよいでしょう。複数のアプローチで算定することにより、自分の思い込みを排除でき、より客観的な数値が策定できるようになるメリットがあります。

年間の売上予測が完成すれば、次に月別の売上を算定しましょう。毎月の売上は、年間を通じて一定ではないので、季節変動を加味しなければならないケースもあります。
(例えば、アイスクリームやジュースの売上は夏季に集中しますよね。)
そこで、年間の売上を100%とし、月別の売上構成比(販売季節指数)
を乗じることで、月別の売上を予測します。
月別の売上予測を行っておけば、資金計画や販売促進計画の策定時に大いに参考になります。


【目次】

○事業計画書の必要性


○市場環境の分析

○競合分析

○ビジョン

○事業コンセプト

○数値計画概要

○売上予測

○売上原価

○人件費

○経費(販売費)
















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          牧野 清貴

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