事業計画書を作成して起業・新規事業を成功させよう!



経費(販売費)              前へ  次へ 
販売費とは、商品やサービスの販売に費やしたコストのことで、販売手数料や広告宣伝費などが該当します。
販売費を更に区分すると、広告宣伝費や販売促進費のように「売上を増やすために必要な費用」と配送費や販売手数料のように「売上に伴い発生する費用」の2つに分けることができます。
一般的に無駄な費用は削減すべきですが、「売上を増やすために必要な費用」については、積極的にコストをかけなければなりません。
もちろん、広告宣伝自体が、費用対効果に見合うものか否かの判断をすべきではありますが、事業計画書では、如何にして売上を達成するのかがポイントになりますので、広告宣伝や販売促進については、予算を十分に確保し、具体的な内容を記載したほうがよいでしょう。

【広告宣伝費の具体例】
新聞折込広告の実施(毎月1回) 
1年目 ○○円、2年目 ○○円、3年目 ○○円
会社概要パンフレットの作成   
1年目 ○○円、2年目 ○○円、3年目 ○○円
ホームページの作成       
1年目 ○○円、2年目 ○○円、3年目 ○○円
インターネット検索エンジン広告
1年目 ○○円、2年目 ○○円、3年目 ○○円

【販売促進費の具体例】
展示会への出展(年4回)    
 1年目 ○○円、2年目 ○○円、3年目 ○○円
試供品の作成          
 1年目 ○○円、2年目 ○○円、3年目 ○○円

広告宣伝のポイントは、自社の商品の市場特性を十分に考えて実施することですが、特に大切なのは、広告媒体の選択です。広告媒体には、テレビ・ラジオ・新聞・雑誌・インターネット・交通広告などがあります。
比較的安価ではじめられるのは、ホームページです。

ただし、ホームページの場合は、市場が広くなければ効果は少ないと思われます。
ネットショップのように、全国を広くターゲットとする場合には、ホームページは、効果的ですが、地元密着型の事業は、ある程度知名度が高くなるまでは、新聞折込やタウンページのような地道な広告を続けるほうが得策といえます。
ただ、地元密着型企業であっても、ホームページが全く不要ではありません。
新聞折込やタウンページにホームページのURLを記載して、ホームページに呼び込む手法は効果的です。
ホームページには、「最新の情報を発信できる」、「消費者の意見を集めやすい」、「リピーターを確保しやすい」といったメリットがありますので、ホームページとその他の広告媒体をミックスして広告宣伝を行うことが大切です。

最後に、「売上に伴い発生する費用」についてです。
前述したように、「売上に伴い発生する費用」には、配送費や販売手数料などがありますが、事業計画書においては、詳細まで記述する必要性は乏しいので、売上の一定比率を費用として計算すればよいでしょう。

【目次】

○事業計画書の必要性


○市場環境の分析

○競合分析

○ビジョン

○事業コンセプト

○数値計画概要

○売上予測

○売上原価

○人件費

○経費(販売費)







中小企業診断士

          牧野 清貴

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