事業計画書を作成して起業・新規事業を成功させよう!



ビジョン                     前へ  次へ
「ビジョン」とは、企業が目指す将来の姿や夢です。
将来とは、5年から10年先のことで、企業の中長期の目標になります。

目標が高ければ、高いほど、強いビジョンがある事業として、事業計画書の評価が高まります。
誰でも会社を起業するとき、何らかの強い思いがあるものです。
もちろん、お金儲けをしたいといった経済的な理由もあるでしょうが、
「地域に貢献したい」「困っている人を助けたい」「国際貢献をしたい」
といった夢や希望を持って起業している人が多いはずです。

事業が成功するか否かは「思いの強さ」で決まるといっても過言ではありません。
人は思った以上のことを実行できないものですから。

また、明確な「ビジョン」を持つ企業には「有能な人材」が集まってきます。将来のありたい姿が、従業員のモチベーションのアップにつながり、新規採用の場面でも人を引きつける魅力となります。

それでは、どうすれば魅力あるビジョンを策定できるのでしょうか?
魅力的なビジョンには以下の特長があります。

1.簡単で分かりやすいこと
2.チャレンジ意欲が感じられること
3.夢を与える内容であること
4.行動の指針になること
5.経営機能(生産・営業・財務など)の強みを強調したこと

上記の内容を具体的に表現するためには、数値で示すのが効果的です。
数値で示す場合の切り口として、「市場」、「経営指標」、「組織と人」の3つがあります。

【具体例】
「市場」…地域で売上一番になる、日本で一番サービスの良いメーカーになる。
「経営指標」…年商10億円を目指す。従業員数1,000人にする。
「組織と人」…従業員にとって地域で一番働きがいのある職場とする。

魅力的なビジョンを見れば、経営者の意気込みや目標が見えてきますので、利害関係者の協力が得やすくなります。
企業が成功するには、魅力的なビジョンは必須なのです。

なお、ビジョンの上位概念として「経営理念」があります。
呼び方は、「社是」、「社訓」など会社によって様々ですが、事業活動の基本的な考え方や方向性と理解してください。

「経営理念」も「ビジョン」も果たす役割は同じですが、「ビジョン」は、
「経営理念」を具体的に表し、将来の姿を描いたものあることに違いがあります。


【目次】

○事業計画書の必要性


○市場環境の分析

○競合分析

○ビジョン

○事業コンセプト

○数値計画概要

○売上予測

○売上原価

○人件費

○経費(販売費)









中小企業診断士
          牧野 清貴

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