コラムタイトル

 

怪鳥音への道 (episode 5)

1974年9月7日、小遣いは全く貯まっていなかったけどレコード屋へ行く。
いよいよ憧れの「ブルース・リーの絶叫入りLPレコード」を購入するのだ。
今日の獲物は決まっている。
今度こそ『ドラゴン怒りの鉄拳』のLPだ。
言い訳をするわけじゃないが、前回『危機一発』がハズレな可能性を考えなかったわけじゃないのだ。
冒険しても良い、との判断をしたのだ。
自分の小遣いで「2,200円」のLPを買って誕生日のプレゼントで「2,500円」のLPを買うのと、 自分の小遣いで「2,500円」のLPを買って誕生日のプレゼントで「2,200円」のLPを買うのと、どちらが得か?
なかなか計算高い子供だったに違いない。
こうしてようやく本当の意味ので決定盤である「ブルース・リーの絶叫入りLPレコード」を購入する、と言う本懐を遂げた。
これで満足したので、年内はもっぱら本に投資した。
1975年は正月から再び迷走するのだけれど。