ペニンシュラシンフォニックバンド メンバーの様子(1999/2/21)


しばらくご無沙汰していました。(ここのところ出張が2回あったもので)

さて、ペニンシュラシンフォニックバンドの練習報告の続きです。 3回目は普通に練習が過ぎて行きました。

3rdは暇な部分も多いので休みの間は指揮者の人の言うことを聞き取ることと、みんなの様子を観察しているのですが、聞き取りはやはり難しいです。そのうち聞えるようになるのか心配になってきます。でもこれは休みだと言って寝てないで、出来るだけ神経を耳に集中させて訓練するしかありません。

団員を眺めていると、どうやらアジア系は私を含めて3人だけのようです。フルートに黒髪の男の人、クラリネット1stにどう見ても日本人風の女の人です。女の人が合奏中に話しているのを聞くとどうも本物の英語らしく聞えます。彼女はこちらの生まれなのかもしれません。

後は西洋人です。金髪やら茶髪やら、ウエスタンカウボーイ風の人、寝間着風の人、いつも足を組んだまま吹いているラッパのおじいさん、譜面台に小さな照明を取り付けているこれまた別のラッパのおじいさん、合奏中も野球帽の様な帽子をかぶっている女の人など本当にバラバラです。

この辺り均一な日本と違って個性的だなあと感じます。 大方は年配の人が多く、私より若そうな人は数人、ラッパにはかなりおじいさんの人もいます。足を組んでいるおじいさんは音出しの時ハイベーより上の音をひゅるひゅる出しています。

後で聞いて分かったのですが、マネージャーのBobは75才くらいで、もう50年も吹奏楽をやっていると言っていました。仕事としてマネージャーをやっているのかと聞くと、趣味でありこれが楽しいんだと言っていました。

バンド全体として多少技術的に難点があっても、こんなに長く続けている人がいるというのは感心します。

さて練習の終わりにまたチケットの話が始まりました。 前回もめていた原因はどうやらチケットを送るための顧客リストをパソコンに入れていたが、そのハードディスクが壊れてしまい、データが無くなってしまったらしいのです。

そこで指揮者の人が黄色いメモ用紙をみんなに配って、これにチケットを送りたい人の名前を一人以上書いてホルンの女性に返すようにと言い出しました。また誰か入力を手伝ってくれるかとか何とか言っているようにも聞えましたが定かではありません。 その後の練習でその用紙は少しずつ回収しているようです。

結局僕は後日、うちの家の大家さんの住所と最近こちらの会社を辞めたセクレタリの人の住所を書いて返しました。 中々苦労が多いようです。 次回はビデオと吹き方の話題です。

それでは。