クセはすぐには直らない(2000/9/29)


今日はドレスリハーサルの続きからです。

ロジャーがしばらく休んでいたため、ここのところ僕が2nd Tpを代わりに吹いていて、Bill Greeneも僕が本番も吹くようにしたらいいと言っていたのですが、前回の練習よりロジャーが復帰し、彼の何の気無く2ndに戻りました。

というわけで僕の出番は当初通り減ることになりました。また後から参加したマットも祝典序曲は、ロジャーの代わりを吹く予定だったので彼の出番も減ってしまいました。 更にパーカッションが不足しているため結局彼は全てパーカッションで本番に臨むことになってしまいました。

順番に曲の通し練習が始まりました。祝典序曲、水上の音楽、キエフの大門と進みました。水上の音楽は2nd Tpまでなので出番がありません。パーカッションのトライアングルが足りないということで、急遽助っ人としてとりあえず僕が演奏することになりました。

楽譜自体は簡単なので問題ありませんが、正しい持ち方と鳴らし方が分かりません。昔教えてもらったことはあるのですがちゃんと覚えていません。幸い本職パーカッションの人が一人いたのですぐ教えてくれました。

チンチンと鳴らしていきますがなかなか緊張するものです。でも何とか演奏し終えました。4曲目のブラームスの4番でもトライアングルが重要な楽章があり、また担当することになりました。

結局今日のパーカッションは、本職が一人と、にわか助っ人がマットと僕2人の状態です。今度の本番には本職の助っ人を連れてくると指揮者のマイケルは言っていますが、このまま本番に直入するかもしれないと思うと、なんだかドキドキしてきます。

さて、フットヒルオーケストラの本番の日がやってきました。 今度は皆家から黒服を着て車に乗ってやって来ました。気になっていたパーカッションですが、本職の助っ人が来ていました。

これで僕はトライアングルを演奏する必要がありません。ホッとする反面ちょっとがっかりです。これで出番が半分以上なくなってしまったのですから。

事前の練習の方は、既にドレスリハーサルを済ましているので、出だしやバランス、パーカションのための一部通し練習と軽めの内容で進んでいきました。

本番が始まりました。お客さんは身内がほとんどと見られ、残念ながら少ないです。前回のコンサートはコーラスも抱き合わせだったのですが、今回はオケだけなので集客面でも厳しいです。 演奏の方はそつなく進んでいきました。パーカッションもちゃんと演奏しています。

一つおかしかったのがロジャーの足でカウントするクセです。ひな壇の上に上がっているので、足でカウントするとひな壇全体に鼓動のような振動が伝わります。

ホルンの1stの女性はこれが我慢できないので、練習の時にロジャーに止めてくれと注意していました。ロジャーも分かったとは言って、初めのうちは止まっているのですが、そのうちまたトントン始まります。 やはりクセはそう簡単には直りません。

でもホルンの人もそれで怒ることもなかったのでとりあえずは問題なかったようです。この足踏みは結構多くの人がパタパタやっています。

ペニンスラのバンドの本番でも同列のTpの人が結構はっきり踏んでいたので、さすがに僕も気になりました。ペニンスラの場合、事前にマネージャのボブが本番への注意事項や曲順を書いた紙を配るのですが、一応その中には、足踏みはしないよう書いてあります。

まあそんな訳で曲は進み、後半のブラームスの4番は出番がないので、もうステージには上らず、客先で聞きながらビデオとデジカメに専念しました。

僕の撮った写真がホームページに載っていますので見て下さい。

http://www.bach2music.com/fc/orchestra.htm