車の中で(2000/7/7)


今日は別のオーケストラに練習に行ったときのお話です。

TpのRogerは日曜日の朝は教会に行っているとのことです。土曜日の朝にはオークランドにある教会のオケにも参加していて Tpが自分一人しかいなくて足りないので手伝ってもらえないかと誘われました。これも面白そうな話だと思い、参加することにしました。

教会のWebを調べてみたのですが、オケのメンバーは信者でなくても良いが、中の施設にいるときはその慣習に従う旨のことが書いてありました。

オークランドは家からは車で約1時間で、ちょっとしたドライブになります。家からサンフランシスコに行くのと同じくらい遠いです。

練習は朝8:30〜11時でRogerが車で7:30に家まで迎えに来てくれることになりました。彼はちゃんと時間通りに来てオークランドへ向かいました。

車の中は二人なので行くまでの1時間ずっと彼と話をすることになります。彼も相当ラッパ好きで、色んな話をしてくれます。僕も日本にいたときは会社のバンドに入っていて、どういう風に練習して、演奏会をやってと説明したり。ちょうどその時期パソコンを買おうとしていたので、パソコンの話などをしました。

彼の車はVolvoのバンタイプですが、何せ古いです。買ってから10数年経っていて、距離も20万マイルを超しています(約32万キロ以上)。内装も外装もかなりぼろくなっていますが一応問題なく走っています。(そのうち買い換えたいと入っていましたが)

アンサンブルのカセットを持ってきたので聴かないかと言ったのですが、テープがワカメになる可能性があるのでやめた方が良いと言われました。

昔はフランス製の車(シトロエン?)にも乗っていたことがあって、その車はユニークだったそうです。昔ちょっとはやったマニュアルシフトとオートマチックを組み合わせたものです。結局その方式は日の目を見ないで終わりになりましたが。

フランス車はアメリカではあまり見かけません。西海岸というよりシリコンバレーで多いのは、日本車、アメ車、ドイツ車です。韓国製もちょっと走っています。

BMWとVolvoの人気は高いようです。アメリカでヨーロッパ車を買うのは結構お買い得になるらしいです。

シリコンバレーはドットコムで儲けた人も多いし、基本的にハイサラリーなので、車もかなり高級車が走っています。日本でBMWを見たらおおっと思うこともあったのですが、ここでは普通なので、ポルシェとかクラシックカースタイルの特注車位でないともう目立ちません。

昔はフランス車ももうちょっとあったらしいのですが、アメリカが車の仕様に制限をかけたときに、フランスは「我が道を行く」で、追従しなかったためにだんだんシェアが下がってしまったそうです。

車の話はこの位にして次回はラッパのお話です。