プロには弱い(2000/5/27)


フットヒルオケのコンサートのお話の続きです。

TpのソリストはBill Greeneといって、以前はハワイでスタジオミュージシャンとして活躍していました。現在はBayエリアで活動しており、近くのデアンザカレッジの非常勤講師でもあります。 演奏の方はプロだけあってさすがです。まったくバテる様子もなくきれいな音で吹いていました。

オケのメンバー構成は、バイオリン類が少な目ですが、腕の方はまあまあで、少数精鋭といった感じです。 コーラスの方は、一応混声合唱団ですが、男性が極めて少なく、かなりアンバランスです。曲の途中の解説でも男性団員を切に希望していると言っていました。

プログラムに記載されているメンバー表と演奏者を見て気が付いたのですが、ティンパニは現ペニンスラのメンバーのBartで、Tpも一人元ペニンスラのメンバーです。そのTpはRogerといって、昨年春のコンサートに参加し、一緒にコルネットカリヨンの4thを吹きました。

Rogerは初めてペニンスラに来たときに、「おお、これはすごいうまい、音もきれいだ」と僕も感心していた人です。残念ながら1クオーターだけの参加でそれ以降は現れませんでした。

休憩時間にBartと話したとき、是非BillとRogerに会ったらいいと奨められていたので、コンサートが終わってから会おうと試みました。丁度Billが客席を通って後ろの出口から帰ろうとしていたので、ソロは良かった、印象づけられたと挨拶しました。

その後舞台袖に行って、Rogerを見つけ挨拶しました。彼の奥さんもメンバーで 2ndバイオリンを担当しています。彼はよく来てくれた、良かったらこのオケに是非入ったら、と誘ってくれ、指揮者にも次のシーズンで3rd Tpが要るかどうか聞きに行ってくれました。

意外な展開になってきました。全くオケに入る気はなかったのですが、Tpは2人とも上手いし、3rdであればもともと無かったパートでいてもいなくても問題ないし、1クオーターだけ試しに入ってみようかという気になってきました。

このフットヒルカレッジはデアンザカレッジと同じくコミュニティカレッジで、誰でも入れますし、フルタイムスチューデントになる必要はなく、自分の取りたいコースだけ取ることも可能です。

例えばゴルフのコースなどもあります。但しコースを取るには一応学生になることが必要で、アプリケーションしてコースをレジストレーションし、それぞれにお金(アプリケーション費$27.5、授業料4単位$28、駐車券$26.5=計$82)を払わなければなりません。 うちのかみさんもフットヒルカレッジの学生で、タックスなどを勉強しています。

数日後に思い立ってWebサイトからアプリケーションとレジストレーションを試みました。アプリケーションはアメリカ市民なのか、VISAは何かなど結構面倒くさいですが、1回やればおしまいです。

電子的にはWebで全て入力しますが、確証として最後の画面を印字して、そこに直筆でサインし、郵便で送る必要があります。それには代金をチェック(小切手)にして同封するか、クレジットカード番号と有効期限を紙に書いて同封するかします。

駐車料もいちいち払うのは面倒なので1クオーター分の駐車券も買いました。郵便送付後、登録完了の知らせと駐車券が郵便で送られてきました。これでいよいよ参加できることになります。

次回は練習初参加のお話です。