アイニージュウ(2000/5/21)
今日はまた違ったお話です。
いつものようにペニンスラシンフォニックバンドの練習に参加していました。休憩時間に練習場の壁に貼ってあるいくつかのチラシの中で、トランペッターの写真がデザインに利用されているオケの演奏会に目が止まりました。
近くに寄ってみるとフットヒルオーケストラのコンサートで、プロのトランペッターによる協奏曲がプログラムに含まれているのが分かりました。またチケット代も$15と安いです。
www.bamusic.orgにも情報が載っていると書いてあります。
チケットを予約した方が良いのか、安い演奏会だしアマチュアの団体なので恐らく満員にはならないだろうし、当日券でも十分なのか気になったので、近くで違うチラシを見ていたホルンの人に聞いてみました。
彼によるとたぶん当日券でもOKだろうとのことです。
彼はペニンスラのバンドでは、いつもトップのホルンを吹いています。というよりは固定メンバーは彼一人で、万年人員不足です。
昨年夏のクォーターはたまたまホルンが5人もいるという異常?事態が発生しましたが、いつもは2人くらいで、このクォーターは彼一人だけです。そのせいかいつもバリバリと大きなしっかり音で吹いているので、人数の少なさをあまり感じさせません。
一方トランペットはいつも沢山います。特に秋のクォーターから僕も1st Cornet
に上げてもらったので、いつもTpは大きすぎる、人数を減らして吹けと注意されています。
この前の演奏会ではDwightさんが、ソリストを紹介する際、ついでにホルンの彼も紹介し、彼はたった一人で吹いているのでいつもソロを吹いているとジョークを飛ばしていました。
またホルンを当バンドで吹きたい人がいれば是非入ってくれと観客に訴えていました。その際"I
need you."(アイニージュウ)と言っていました。
さて話をオケのコンサートに戻しましょう。
新聞のコンサート情報と、Webサイトでその演奏会が確かに開かれるのを確認して土曜日の昼に出かけました。場所はバンド探しで以前訪れたことのあるフットヒルカレッジです。
このオケはフットヒルウィンドシンフォニーと同じくフットヒルカレッジのプログラムの一つで、授業の1コースです。コンサートにはTpのソロだけでなく、メンロパークの市民コーラスも参加するようです。
駐車場に車を停めましたが、入り口にちらっと駐車料が要るような表示が見えました。でも特に入り口に係員がいたわけでもないし、きっと土曜日は無料だろうとタカをくくって歩き始めましたが、何やら自販機のようなものが駐車場の中に見えます。
ある人がそこでお金を払おうとしています。これはと思い近づいてみるとやはり有料でした。でも値段は$2です。こんな田舎にある大学なのにお金がかかるのかと変に感心しましたが、チケットを買って車のダッシュボードに置きました。
サンノゼ界隈では一部を除き大抵どこでも十分な駐車場があり、駐車は無料です。ダウンタウンや高級ホテル、サンフランシスコに行くと有料です。もちろんハイウェイ(高速道路)も無料です。よって車を使ってこの辺りを移動している限り、ガソリン代以外特にお金はかかりません。
ガソリン代は赴任して以来値上がったままで、特に最近アラブ諸国が値上げした影響で赴任時の1.65倍の値段になっています。また全米でもシリコンバレーはガソリン代が高いようです。
またまた脱線してしまいました。
次回こそはコンサートのお話です。