フェアウエルパーティ(1999/12/24)


更にコンサートの続きです。

今回の演奏会の後は特別にTpのカールおじいさんのフェアウェルパーティが計画されていました。その知らせは以前の練習日のカールさんが来ていないときにに紙が配られ、参加したい人はオーボエの人まで連絡し、当日は何かつまみになるような食べ物を持ってくるよう書いてありました。

オーボエの人に連絡するのに、恐る恐る家まで電話をかけました。するとそこの子供が電話口に出てきました。お母さんと話したいと言うと何とか通じたようで、お母さんであるオーボエの人が電話口に出てきました。

フェアウエルパーティに参加したい旨を伝え、何かっ持って行く必要があるか確認すると、何でも良いから少し持ってきても良いし、持ってこなくても良い、まあ参加してくれとのことでした。

さて何を持っていこうか悩んだのですが、近くにある日本食のスーパーNIJIYAに行き、洋風の饅頭菓子を買って持っていくことにしました。やはり日本人だから何か日本にちなんだものの方が良いが、煎餅では食べられない人もいるだろうと考えたからです。

コンサート後ホールの外に出てみると帰る人もいるし、何やら別のところへ歩き始めている人もいます。日本のように演奏会が終わると必ず皆で打ち上げをするといった風習は無いようです。

これはこのバンドに限ったことではなく、他の市民オーケストラでも同様に終わったらさっと各自帰るようです。そんな機会を期待していた私にとってはちょっと物寂しい気がします。

よって今回のパーティは打ち上げではなくあくまでもカールさんを見送りたいという有志が参加するもので、ホール近くの縦長の教室とも会議室ともとれる部屋で机を並べて作ったテーブルにオードブルやクッキー、チョコ、私が持ってきた饅頭を並べる形で始まりました。

チョコは団員の中のジョージと言う人が箱に数十個入れて持ってきていました。どうやら彼はチョコレートの販売をやっているようです。後で分かったのですが、彼は地元のチョコレート製造直売店の主人で親から受け継いだ店を運営し、Webサイトでもチョコを販売しています。

http://www.prestonscandy.com/

アメリカではeコマースが盛んで、どの店や商売も何らかの形でWebを使ったビジネスに参入しようといています。チョコ、キャンディー業界では、 See'sキャンディというのが有名でチェーン店をたくさん持っています。

See'sキャンディのWebサイト(http://www.sees.com/)はUptimeOneというeコマースサイト構築を得意とするベンチャーが、ロータスドミノを使って短期間で立ち上げました。

ジョージのサイトはどうやって作ったか今度聞いてみましょう。おっと仕事の話に脱線してきてしまいました。

カールさんはこのバンドに20年以上所属した長老メンバーです。今度アリゾナに引っ越すことになり、今回のコンサートが最後になったのです。カールさんを少しでもびっくりさせようと本人にはパーティ直前まで内緒で準備が進められました。

パーティにはTpの数人とDwightさん、Bob、その他各パートから数人ずつ参加していました。私は主にTpの人たちを話をしました。といっても彼らの話があまりにも早口なのでふんふんと聞いている振りをしているのが実態でしたが。

若い方のカールとアンサンブルの話をしていると、Dwightさんが今度楽譜を貸してくれると言ってくれました。この続きはまた別の機会にしましょう。

パーティの合間に、Webサイトに載せる写真を撮ろうと思いカメラを持参していたので、Dwightさん、Bobらを撮影しました。画像は後で写真をスキャナに読み込んでデータに変換し、Webに貼り付けました。

約1時間でパーティが終わりカールさんに皆別れを告げて帰っていきました。私も帰り際に駐車場で彼にアリゾナに行ってもバンドを続けるかと聞くと、もちろんで既に1つはもうツバを付けているとのことでした。さすがバンドの達人です。末永く音楽を続けて欲しいものです。

それではまた。