雄大なる眺め、ボブ...(1999/2/25)


さて今回も早目に行くとまだBobだけで、僕は2番乗りでした。

日本の出張からのお土産だと言って、小さい饅頭菓子をBobにあげました。甘いからお茶と一緒に食べて欲しいと英語でもごもご言おうとしていると、彼は早速封を開けて食べ始めてしまいました。おいしいとか言っているような感じでした。 

さてしばらくすると、指揮者の人がやってきました。彼は僕を見るなり、「I saw you.」(あんた見たよ)と言って挨拶してきました。

NEC府中の演奏と足利市民の演奏と2本貸したのですが、足利が良かったと盛んに言っていました。理由はNECの方はスゥエアリンジェンさんが振っているのですが、彼は元々指揮者ではないし、指揮が小振りで後ろから見ただけでは表情があまり感じられません。

演奏は良いのだが、コントラストが無いというのです。(これは僕のビデオカメラからのダビングで自動録音だったため輪を掛けて強弱が無いように録音されていたのも一因と思われます。)彼に言わせると「His fault」(彼の責任だ)とのことでちょっときびしいです。まあ、実際にコンサートで聞いてもらえれば、感想はもっと変わると思うのですが。ちょっと失敗しました。

一方、足利の方は戸田先生が振っていて、足利市民の団員の反応もよく、演奏もびしっとしていて上手く、更に録音もプロが取ったしっかりしたものなので受けが良かったようです。 彼は 「terrific!」(すばらしい!)を連発していました。

まあいずれにせよ日本のバンドのビデオを見て喜んでもらえて良かったということにしておきましょう。

演奏はわかったから曲の方はどうだったと聞いても、また足利が良かったと説明を繰り返し始めます。 「How about the music, A Vision of Majesty itself?」「not performance, music?」と聞いたのですが、中々理解してもらえません。しかしやっと彼の方から「his piece?」といってくれてやっと話が通じました。
どうやらmusicでなくpieceを使うべきだったようです。

曲の方はもちろん良かったということで、それでは次の選曲の候補に入れてくれないかと切り出しました。彼は予算の方はBobというかバンドが握っていて自分では中々曲が選べないんだとか何とかぶつぶつ言っていましたが、そのうち、いや金はあるんだとかいうことになり、曲名を書き留めて楽譜屋でチェックしてくれるということになりました。 さあどうなることやらわかりませんが、来期に期待したいところです。

さて、饅頭菓子をTpのメンバにも挨拶かねて配ったのですが、日本語の挨拶程度が出きる人が一人いました。彼はスェーデンから来たと言っていました。 また、何と足を組んで吹くおじいさんは、1965年頃に1年半ほど所沢にいたというのです。日本語も挨拶+αは出来るようです。

まあこんな訳で、少しずつバンドの人と話す機会を増やして行こうと思っています。 練習が終わるともう10時前なのでみんなあっという間に家に帰ってしまいます。平日なので、日本の休日の練習のように終わってから車でつるんでファミレスに油を売りに行くという訳には行きません。この辺りちょっと物足りないのですが仕方ありません。なんかそのうち良いことあるでしょう。

それでは。