Gedichte von Goethe Op.6 |
ゲーテの詩 |
1 Sakontala
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1 シャクンタラ
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willst du was reizt und entzückt,willst du was sättigt und nährt, willst du den Himmel,die Erde mit einem Namen begreifen, nenn ich Sakontala dich,und so ist alles gesagt. |
そなたが望むなら 心惹き恍惚とさせるものを 望むなら 充足させ力づけるものを そなたが望むなら 天を 大地を すべて一言で言い表すことを 私は呼ぼう シャクンタラとそなたを それですべては言い表されたのだ |
2 Weiß wie Lilien,reine Kerzen
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2 ユリのように白く 清らかなロウソクが
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Sternen gleich,bescheidner Beugung, Leuchtet aus dem Mittelherzen, Rot gesäumt,die Glut der Neigung. So frühzeitige Narzissen Blühen reihenweis im Garten. Mögen wohl die Guten wissen, Wen sie so spaliert erwarten. |
星たちにひとしく そっとうつむきながら きらめかせている 心の芯から 赤い列を作って 愛情の輝きを そんな風に 早咲きのスイセンたちが 列を作って咲いている 庭の中で この善良な者たちは知っているのかも知れない 誰を彼らは並んで待っていれば良いのかを |
3 Suleika
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3 ズライカ
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Ihr sagt: zu altern sei auch mein Geschick. Vor Gott muß alles ewig stehn, In mir liebt ihn für diesen Augenblick. |
あなた方は言います 老いることもまた私の運命だったと 神の前にすべては永遠にあるはずなのですから 私の中で神を愛するのです この一瞬のため |
( 2016.10.11 藤井宏行 )