Wasser und Weinen Op.32-6 Moravské dvojzpevy III. Rada |
水の流れと涙 モラヴィア2重唱曲 第3集 |
Fließt ein kleines Bächlein durch den grünen Hain. Tränk mein müdes Roß, du liebes Mägdelein! Bin noch jung an Jahren, bang und unerfahren, tränken kann ich's nicht. Ein Olivenbäumchen grünt vor unserm Haus, sag',wer geht zu eurer Pforte ein und aus? Keiner hier verkehret, keiner mich begehret, alle meiden mich. Rosen vor dem Fenster stehen in Blütenpracht. Hat die Welt dein kleines Herz dir schwer gemacht? Nicht die Welt mich quälet, doch die Freude fehlet, weinen möchte' ich gleich. Sag,mein schönes Mädchen, hat die Welt dein kleines Herzchen schwer gemacht? |
流れるのは小さな川 緑の林を抜けて 私の疲れた水を飲ませてくれないか そなた 愛らしい乙女よ! あたしはまだ若いので 不安で経験がありませんから 飲ませることはできません 一本のオリーブの木が 緑で一杯だ 私たちの家の前では 教えておくれ 誰が来るんだい お前の 門を通って? 誰もここには来ません 誰も私に会おうとは望まないのです 誰もが私を避けています バラが窓の前で 花開いているよ 世間がお前の小さな心を 苦しめているのかい? 世間が私を苦しめているのではありません だけど 喜びが欠けているのです 私はすぐにでも泣きたいのです お言い 私の美しい乙女よ 世間がお前の小さな心を 苦しめているのかい? |
Op.32としてドイツ語で通して歌われるときは次の曲と順番が入れ替わることが多いようです。資料によってこの第3集の曲順は様々に記されていますが、ここでは一番確かそうなものに従って並べています。
( 2018.05.04 藤井宏行 )