Wenn ich in deine Augen seh' |
ぼくが君の瞳に見入るときには |
Wenn ich in deine Augen seh', So schwindet all mein Leid und Weh; Doch wenn ich küsse deinen Mund, So werd' ich ganz und gar gesund. Wenn ich mich lehn' an deine Brust, Kommt's über mich wie Himmelslust; Doch wenn du sprichst:”Ich liebe dich!” So muss ich weinen bitterlich. |
ぼくが君の瞳に見入るときには あらゆる苦しみも痛みも消えてしまう ぼくが君のくちびるにキスするときには ぼくはすっかり元気になるんだ 君の胸に顔を埋めるときには 天国の喜びがぼくに降り注ぐようだ なのに君が言うときには 「あなたが好き!」と ぼくは激しく泣くしかないんだ |
これも女声のデュエット曲です。原詩を参照したEmily Ezustのページによれば作曲はシューマンが曲をつけたのより2年早い1838年ですが、出版されたのが1991年とあり、それもあってかまだ聴ける機会は他の2曲の女声二重唱同様多くはありません。これもバーバラ・ボニーとアンゲリカ・キルヒシュラーガーが録音したデュエット集(Sony)で聴けはしますが。
( 2018.05.03 藤井宏行 )