Kogda mogushchaja Zima Op.49-5 Sem' romansov |
強大なる冬が 7つのロマンス |
Kogda mogushchaja Zima, Kak bodryj vozhd’,vedet sama Na nas kosmatye druzhiny Svoikh morozov i snegov,? Navstrechu ej treshchat kaminy, I vesel zimnij zhar pirov. Tsaritsa groznaja,Chuma Teper’ idet na nas sama I l’stitsja zhatvoju bogatoj; I k nam v okoshko den’ i noch’ Stuchit mogil’noju lopatoj.... Chto delat’ nam? i chem pomoch’? Kak ot prokaznitsy Zimy, Zapremsja takzhe ot Chumy! Zazhzhem ogni,nal’em bokaly, Utopim veselo umy I,zavariv piry da baly, Vosslavim tsarstvie Chumy. Est’ upoenie v boju, I bezdny mrachnoj na kraju, I v raz”jarennom okeane, Sred’ groznykh voln i burnoj t’my, I v aravijskom uragane, I v dunovenii Chumy. Vse,vse,chto gibel’ju grozit, Dlja serdtsa smertnogo tait Neiz”jasnimy naslazhden’ja ? Bessmert’ja,mozhet byt’,zalog! I schastliv tot,kto sred’ volnen’ja Ikh obretat’ i vedat’ mog. Itak,? khvala tebe,Chuma, Nam ne strashna mogily t’ma, Nas ne smutit tvoe prizvan’e! Bokaly penim druzhno my I devy-rozy p’em dykhan’e,? Byt’ mozhet... polnoe Chumy! |
強大なる冬が 陽気な女指揮官ととなって 自ら率いると 毛むくじゃらの軍勢たる 霜と雪とを - 暖炉は弾けて彼女を迎え そして冬の祝宴の熱気は楽しげだ 恐ろしき女王 ペストが 今 われらのもとにやってくる そして満足し 豊かな成果に われらの窓を昼も夜も 墓掘りのシャベルでノックする.... われらは何をすべきなのか?何が助けになるのだろうか? この狼藉者の冬から 締め出そう ペストを! 灯りをともし グラスを満たして 陽気に溺れよう そして酒盛りと舞踏会とで 賛美しよう ペストの王国を 陶酔があるのだ 戦闘の中に そして陰鬱な深淵の縁に そして荒れ狂う大洋の中 激しい波や嵐の合間に それからアラビアのハリケーンのうちに そして ペストの吐息のうちに すべて すべて 死に脅かされるものは その死にゆく心のうちに秘めている 語り得ぬ愉悦を - 不滅の おそらくは 誓いなるか! 幸いなるかな 混乱のうちにあっても それを見出し 知ることのできる者は ならば そなたを讃えよう ペストよ われらは恐れはせぬ 暗い墓を われらは困惑せぬ そなたの招きにも! さあ共に杯を泡立てよう そして飲もう バラのつぼみの吐息を - おそらくは...ペストで満ちているそれを! |
プーシキンの短い物語詩「ペスト流行時の酒盛り」の一節、宴会の座長が歌う戯れ歌(彼はペストで肉親を亡くしているのですが、まさに自棄になって歌っているというところでしょうか)。不思議な情感を醸し出す歌です。
( 2018.04.05 藤井宏行 )