En gammal dansrytm |
昔のダンスのリズム |
Och vill du väl, så får du väl, så har du väl min hela själ till träl att älska och pina och trampa ihjäl med tramp af din häl, du höga du svingande vilda i dansen. Men får du min, så tar jag din. Så våga,vinn och dansa in,rätt in i lågornas rike och brinn och brinn med syn och med sinn. Det brinner en eld,han brinner så klar i dansen. Och se vi gå som lågor gå i dans och slå ihop och nå det blå och jorden blir aska under oss två. Vi saliga två, det är blåsande eld som bär oss i dansen. |
そしてあなたが望めば あなたはうまく得られるでしょう あなたはわがものとするでしょう 私の魂を奴隷として 愛し 苦しめ そして踏みつけて死なせるのでしょう あなたのかかとの踏み鳴らしで あなたの激しさ 荒々しい揺らぎ ダンスの中の だけどあなたが私のを手に入れて それから私があなたのを得るなら ならば さあ勝ち誇って そして踊るのです 今すぐ 炎の王国の中 そして燃えに燃えるのです 心を込め 思いを込めて 炎は燃える 燃えています ダンスの中で さあ私たちも行きましょう 炎のように ダンスとビートで 一緒に青空に届くまで そして大地は灰になります 私たちの足元で 祝福された私たち二人は 燃え盛る炎に運ばれて行くでしょう ダンスの中に |
「昔の」とありますが、荒々しく激しいリズムは、ヴァイキングが活躍していた時代、あるいはもっと遡って北欧神話の神々が居た時代のダンスのような感じの歌です。管弦楽伴奏に編曲されたものなど、ワーグナー歌手が歌ったらとても似合いそうな程の迫力。スウェーデンはビルギット・ニルソンはじめ大勢のワーグナー歌手を輩出しているところ。探せばきっと超迫力の歌が見つかることでしょう。比較的入手が容易そうなのはスウェーデン出身の大歌手フォン・オッターの録音(DG)。立派な歌ですがちょっと洗練しすぎた感じでもあります。粗野なリズムでなく品のあるワルツのような感じが強く出てしまいました。多少下手な歌手の方が映える歌なのかも知れません。
( 2018.03.04 藤井宏行 )