Sosna 10 romansa |
松 10の歌 |
Na severe dikom stoit odinoko na goloj vershine sosna, I dremlet,kachajas’,i snegom sypuchim odeta,kak rizoj ona. I snitsja ej vse,chto v pustyne dalekoj, V tom krae gde solntsa voskhod, Odna i grustna,na utese gorjuchem Prekrasnaja pal’ma rastet. |
荒れ果てた北の地にただ一本だけで立っている 禿げ山の上に 松の木が まどろみ 揺れている 厚い雪をその身にまといながら 礼服のように そして夢見ている 遠い砂漠で あの太陽が昇るところで ひとりぼっちで嘆きながら 焼けつく岩山の上に 美しいヤシの木が生えているのを |
ハイネの詩がもとになっています。けっこうロシアの多くの作曲家がこのレールモントフのロシア語詞に曲をつけているようです。
( 2018.01.06 藤井宏行 )