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詩: ジューコフスキー (Vasily Andreyevich Zhukovsky,1783-1852) ロシア
      Утешение

曲: グリンカ (Michael Glinka,1804-1857) ロシア   歌詞言語: ロシア語


Svetit mesjats; na kladbishche deva
v chernoj vlasjanitse
odinokaja stoit,
i sleza ljubvi drozhit
na gustoj ee resnitse.

Net ego,na tom on svete;
serdtsu mysl’ o nem uteshna:
on dostalsja nebesam.
budet chistyj angel tam -
i ljubov’ moja bezgreshna.

Skorb’ ee k svjatomu liku
bogomateri podvodit.
On stoit v ogne luchej,
i na devu iz ochej
milost’ tikhaja niskhodit.

Pala deva pred ikonoj
i bezmolvno upovan’ja
ot prechistyja zhdala...
i dushoju pereshla
neprimetno v mir svidan’ja.

月は輝いている 墓地に乙女が
黒い衣を着て
一人立っている
愛の涙が震えている
彼女の濃いまつげに

あの人はいないけれど あの輝いていた人は
あの人を思うことが慰めなのです
あの人は天国に行きました
そしてそこで清らかな天使になったのでしょう -
私の愛に罪はないのです

悲しみのあまり 聖なる御尊顔の
聖母様の前にひざまずく
その姿は立っている 炎の輝きの前に
そして乙女の上にその目より
慈悲をそっと注いだのだ

乙女はくずおれた 聖像の前に
そして黙した希望で
あの清らかな人を待っていた...
そして魂は飛び去って行った
気付かれぬうちに 恋する者のいる世界へと

( 2017.12.10 藤井宏行 )


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