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The self-unseeing   Op.16-3  
  Before and After Summer
自らを見ぬこと  
     夏の前と後に

詩: ハーディ (Thomas Hardy,1840-1928) イングランド
    2.Poems of the Past and Present 135 The self?unseeing

曲: フィンジ (Gerald Finzi,1901-1956) イギリス   歌詞言語: 英語


Here is the ancient floor,
Footworn and hollowed and thin,
Here was the former door
Where the dead feet walked in.

She sat here in her chair,
Smiling into the fire;
He who played stood there,
Bowing it higher and higher.

Childlike,I danced in a dream;
Blessings emblazoned that day;
Everything glowed with a gleam;
Yet we were looking away!

ここに古びた床がある
足で擦り減ってうつろで薄い
ここには昔 ドアがあった
死んでしまった人の足がここから入って来た

彼女は椅子に座って
ほほ笑んでいた 火に向かって
彼はそこに立って弾いていた
弓を高く 高く振り上げて

子どもらしく ぼくは踊った 夢の中で
祝福が彩っていた あの日を
すべてが光り輝いていた
でも ぼくたちは目を逸らしていたんだ!

( 2017.11.23 藤井宏行 )


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