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Serranilla    
 
セラニーリャ  
    

詩: サンティリャーナ (Marqués de Santillana,1398-1458) スペイン
      

曲: ロドリーゴ (Joaquin Rodrigo,1902-1999) スペイン   歌詞言語: スペイン語


Moça tan fermosa
non vi en la frontera,
como una vaquera
de la Finojosa.

Faciendo la via
del Calatraveño
a Santa María,
vencido del sueño
por tierra fragosa
perdí la carrera,
do vi la vaquera
de la Finojosa.

En un verde prado
de rosas y flores
guardando ganado
con otros pastores,
la vi tan graçiosa
que apenos creyera
que fuese vaquera
de la Finojosa.

Non creo las rosas
de la primavera
sean tan fermosas
nin de tal manera,
fablando sin glosa,
si antes supiera
de aquella vaquera
de la Finojosa.

Non tanto mirara
con mucha beldad,
por que me dexara
en mi libertad.
Mas dixe: “Donosa”
(por saber quien era,
aquella vaquera
de la Finojosa).

Bien como riendo,
dixo: “Bien vengades,
que ya bien entiendo
lo que demandades”;
no es desseosa
de amar,nin lo espera,
aquesso vaquera
de la Finojosa.

これほどの美しい女を
私は見たことはなかった この国で
あの乳しぼり娘ほどの
フィノホサの

道を歩いていた時
カラトラベニョの
サンタマリアに向かって
私は疲れ果てていた
険しい道に
私が道に迷ったとき
私はその乳しぼり娘を見たのだ
フィノホサの

緑の牧場で
バラと花たちの中
牛を世話していた
他の牧人たちと一緒に
私には彼女がとても美しく見えて
とても信られなかったのだ
それが乳しぼり娘だとは
フィノホサの

私には思えなかった あのバラでさえも
春の時の
美しくあろうとは
これほどまでに
正直に言って
もっと前に知っていたらと思った
その乳しぼり娘のことを
フィノホサの

じっくり見ることもできないほどだ
このあまりの美しさは
なぜなら私から奪われそうだったから
私の自由が
けれど私は言った:「娘さん」と
(彼女が誰であるかを知りたかったのだ
その乳しぼり娘が
フィノホサの)

にっこりと笑って
彼女は言った:「こんにちは
私には分かっていますわ
何がお望みなのかは」
彼女は望んではいなかった
愛されることは それを待つことは
乳しぼり娘は
フィノホサの


( 2017.11.05 藤井宏行 )


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