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L'infinito    
 
限りなきもの  
    

詩: レオパルディ (Giacomo Leopardi,1798-1837) イタリア
      

曲: チマーラ (Pietro Cimara,1887-1967) イタリア   歌詞言語: イタリア語


Sempre caro mi fu quest'ermo colle,
E questa siepe,che da tanta parte
Dell'ultimo orizzonte il guardo esclude.
Ma sedendo e mirando,interminati
Spazi di là da quella,e sovrumani
Silenzi,e profondissima quiete
Io nel pensier mi fingo; ove per poco
Il cor non si spaura. E come il vento
Odo stormir tra queste piante,io quello
Infinito silenzio a questa voce
Vo comparando: e mi sovvien l'eterno,
E le morte stagioni,e la presente
E viva,e il suon di lei. Così tra questa
Immensità s'annega il pensier mio:
E il naufragar m'è dolce in questo mare.

いつも私にやさしくしてくれた この丘や
そしてこの生垣は ほとんどの部分を
あの最果て地平線の それを隠してくれたのだ
だが座って見つめていると 限りなき
それを超えた空間を そして人智を超えた
沈黙と そして深い静寂を
私は沈思の中で考える このことにただ
わが心は圧倒されると そして風のように
木々をすり抜けるざわめきを私は聞くと 私は思い起こすのだ
無限の静寂をこの声に
引き映して そして私は想う 永遠を
死の季節を 現在を
生を そしてその響きを こうしてこれらの
限りなきものの中に溺れて行くのだ 私の思考は
そしてこの難破は私には心地よいのだ この海で


( 2017.11.04 藤井宏行 )


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