Staryj rytsar’ Op.27-4 6 romansov |
老いた騎士 6つのロマンス |
On byl vesnoj svoej V zemle obetovannoj I mnogo slavnykh dnej Provel v trevoge brannoj. Tam vetku ot svyatoj Olivy otorval on; Na shlem zheleznyj svoj Tu vetku navjazal on. S nevernym on vragom, Nosja tu vetku,bilsja I s neju v otchij dom Proslavlen vozvratilsja. Tu vetku posadil Sam v zemlju on rodnuju I chasto prinosil Ei vodu kljuchevuju. On stal starik sedoj, I sila mysh propala; Iz vetki molodoj Oliva drevom stala. Pod neju chasto on Sidit,uedinennyj, V nevyrazimyj son Dushoju pogruzhennyj. Nad nim,kak drug,stoit, Obnjav ego sediny, I vetvjami shumit Oliva Palestiny; I,vnemlja ej vo sne, Vzdykhaet on gluboko O slavnoj starine I o zemle dalekoj. |
彼は青春の中にいた 約束の地にあって そしてたくさんの栄光の日々を 戦いへの警戒に費やしていた かの地には聖なる枝があった オリーブを彼は摘み取った 鉄の兜をかぶり その枝を手にしたのだ 悪しき者共と彼は対峙し その枝を手に 彼は戦った そして枝と一緒に 父祖の地へ 栄光に満ちて戻って来た そしてその枝を植えた 自ら 彼自身の領地に そして頻繁に運んだのだ 水をその木に 彼は白髪の老人になって そして精神の力は消えたが 若い枝からは オリーブの実がなった その下で彼はしばしば 座って ただひとり 言葉にならない夢の中で 魂を沈め込んだ 彼の上には 友として 立っている 彼の灰色の髪を包みながら そして枝はざわめいている パレスチナのオリーブは そして、彼女を夢の中で聴くと、 彼は深く溜息をつく 栄光の昔を思って 遠くの土地を思って |
( 2017.08.31 藤井宏行 )