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Buddy on the Nightshift    
 
夜勤の相棒  
    

詩: ハマースタインU世 (Oscar Greeley Clendenning Hammerstein II,1895-1960) アメリカ
      

曲: ワイル (Kurt Weill,1900-1950) ドイツ→アメリカ   歌詞言語: 英語


詩:著作権のため掲載できません。ご了承ください
やあ 夜勤の相棒
しっかり眠れたよな 昼間に
月が出て来てお前を目覚めさせ
お前を出勤させてくれる時まで

やあ 夜勤の相棒
調子は最高だよな
俺は残しといてやったぜ たくさんの作業を
長い組立ラインの上で

もっと知り合えたらいいのにな
だけどお前は俺と一緒にゃ働けない
一人が働いてる時にゃ
もう一人は寝てるんだからな!

じゃあな 夜勤の相棒
しっかり作業してくれよ
太陽が出て来たら
また俺の番だ
すっきり目覚めて絶好調だぜ
俺がお前を引き継いで お前が俺を引き継ぐ
うまくいかない訳がないじゃないか

(歌詞は大意です)

アメリカが第2次大戦に参戦し、製造業の生産力も目一杯あげる必要が出て来たときに、職工たちのモティベーションを高めるために書かれた曲です。同じころソ連や日本なんかでもそういった殖産興業の歌は色々作られていましたが、このハマースタイン&ワイルの作品は洒落たミュージカルレビュー調のノリノリの曲、メロディラインも奇麗ですし、今でも結構歌われているようです。ピアノ伴奏でスウィンギーに歌うのもいいですが、これはやはりミュージカルの大オーケストラをバックにレビュー風に歌うのが最高に映えます。そういう取り上げ方が今はあまりないのが残念ではありますが。

( 2017.08.13 藤井宏行 )


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