Wenn ich ein Vöglein wär |
もしも私が小鳥だったら |
Wenn ich ein Vöglein wär', Und auch zwei Flüglein hätt', Flög' ich zu dir; Weil's aber nicht kann sein, Bleib' ich allhier. Bin ich gleich weit von dir, Bin ich doch im Schlaf bei dir, Und red' mit dir; Wenn ich erwachen tu, Bin ich allein. Vergeht keine Stund in der Nacht, Da mein Herze nicht erwacht, Und an dich gedenkt, Daß du mir viel tausendmal Dein Herze geschenkt. |
もしも私が小鳥だったら そしてふたつの羽根があったなら あなたのところへ飛んで行くのに でもそれはできないことだから 私はここにひとりでいるのです 私はあなたから遠く離れているけれど 眠りの中ではあなたのそばにいて あなたとお話している だけと目覚めたときには 私はひとりぼっち 夜は一時として過ぎてはゆかない 私の心が目覚めすには そしてあなたを想いながら あなたが私に何千回も あなたの真心を贈ってくれたことを |
有名なドイツ民謡で、多くの作曲家が編曲しています。ライヒャルトのものは1800年に出版された歌曲集の1曲に入っていたということで、それほどもとの民謡をひねってはいない感じです。シュライアーがギター伴奏で歌っている録音が聴けました。
( 2017.08.13 藤井宏行 )