TOPページへ  更新情報へ  作曲者一覧へ


Pomni menja   Op.36-4  
  Pjat' Stikhotvorenija
私を忘れないで  
     5つの詩

詩: バリモント (Konstantin Dmitrevich Bal'mont,1867-1942) ロシア
    Заговор для памяти (1914)  Заговор для памяти

曲: プロコフィエフ (Sergej Sergeevich Prokofiev,1891-1953) ロシア   歌詞言語: ロシア語


Ja prines tebe vkradchivyj list,
Ja prines tebe prjanyj betel’.
Polozhi ego v rot,nasladis’,
Poljubiv menja,pomni menja.
Solntse vstanet li,pomni menja,
Solntse ljazhet li,pomni menja,
Kak ty pomnish’ ottsa ili mat’,
Kak ty pomnish’ rodimyj svoj dom,
Pomnish’ dveri i lestnitsu v nem,
Dnem li,noch’ju li,pomni menja.
Esli grom zagremel,vspomjani,
Esli veter svistit,vspomjani;
Esli v nebe sverkajut ogni,
vspomjani,vspomjani,vspomjani.
Esli zvonko petukh propoet,
Esli slyshish’,kak vremja idet,
Esli chas ubegaet za chas,
I bezhit,i vedet svoj raskaz,
Esli solntse idet za lunoj,
Bud’ vsej pamjat’ju vmeste so mnoj.
Stuk,stuk,stuk. Eto ja prikhozhu.
Stuk,stuk,stuk. Ja v okoshko gljazhu.
Slyshish’ serdtse? V nem stol’ko ognja.
Dushu chuvstvuesh’? Pomni menja!

私はあなたに持って来た 一枚のしなやかな木の葉を
私はあなたに持って来た スパイシーな胡椒の実を
それをあなたの口の中に入れて 味わって見て
私と恋に落ちるのなら 私を覚えていて
太陽が昇ったら 私を思い出して
太陽が沈んだら 私を思い出して
あなたが父さんや母さんのことを覚えているように
あなたの故郷の家のことを覚えているように
覚えているように その中のドアや階段のことを
昼も 夜も 私を忘れないで
雷鳴がとどろいたら 私を思い出して
風がうなったら 私を思い出して
稲妻がきらめいたら 私を思い出して
思い出して 思い出して 思い出して
雄鶏が大声で啼いたら
時が過ぎて行くのを聞いたら
そして時が刻々と流れ去るのを
流れて その物語を語ったなら
太陽が月の後を追って行くのなら
すべての記憶に 私を残して置いて
ノック ノック ノック 私が来ますよ
ノック ノック ノック 窓から覗いてますよ
聞こえますか 私の心臓の音が?そこでは火がたくさん燃えてます
魂を感じますか? 私を忘れないで!


曲集を纏めたページに全体のコメントを記載しています。
   Pjat' Stikhotvorenija 5つの詩

( 2017.04.30 藤井宏行 )


TOPページへ  更新情報へ  作曲者一覧へ