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Die Enthusiasten : Fünf Sprüche   Op.62-28  
  Das Holdes Bescheiden
「熱狂的な者たち」〜『五つの短詩』より  
     歌曲集「善き慎み」

詩: メーリケ (Eduard Friedrich Mörike,1804-1875) ドイツ
    Gedichte: Nachlese III  Die Enthusiasten

曲: シェック (Othmar Schoeck,1886-1957) スイス   歌詞言語: ドイツ語


Die Welt wär’ ein Sumpf,stinkaul und matt,
Ohne die Enthusiasten:
Die lassen den Geist nicht rasten.
Die bestan Narren,die Gott selbst lieb hat
Mit ihrem Treiben und Hasten!
Ihr eigen ich Vergessen sie,
Himmel und Erde fressen sie
Und fressen sich nie ssatt.

あの熱狂的な者たちがいなければ
この世界は湿っぽく怠惰でぱっとしないだろう;
彼らはその精神をたゆみなく働かせる
その行動力と性急さは
神様もお気に入りの大馬鹿者
その天分は我を忘れることと
天と地を食ってもなお
決して満腹しないこと

メーリケ好みの選ばれし者への頌歌が幾分ユーモラスに表現されていますが、シェックの作曲は真摯なもの。二種の全集では白井さんが圧倒的に素晴らしい。

( 2004.12.04 甲斐貴也 )


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