公園の熊の子 |
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公園の熊の子は寂しい 二匹で相撲をとるのだ そして二匹ともころぶのだ |
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とても短い、そして不思議な情感を湛えた詩です。作詞の加藤健は盛岡出身で医師の傍ら詩作にも才能を発揮していたようですが病を得て早世してしまいます。盛岡市のホームページに郷土の偉人のひとりとして紹介されておりました。清瀬の歌曲としても代表作のひとつと言って良いかとは思うですが最近はなかなか取り上げられることもなくなってきたようです。
( 2017.04.09 藤井宏行 )