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Adorazione    
  Cinque liriche I
熱愛  
     5つのリーリカ 第1集

詩: 上詳 (Unknown,-) 
       原詩: ,

曲: チマーラ (Pietro Cimara,1887-1967) イタリア   歌詞言語: イタリア語


So ch'è vano sperar: so ch'è follia
adorarvi così com'io v'adoro:
ma tanta parte della vita mia
è questo sogno d'oro,
questa dolce chimera
che arrise nel mio cor in una sera,
fra l'ultime del verno.
E fu malìa!

So che domani il sogno seduttore
non sarà che rimpianto e gelosia:
non sarà che dolore:
Eppur io vo' sognare e vo' morire
col segreto nell' anima rapita:
il segreto che sol potrà ridire
una gentile mammola appassita!

私は知っている それが空しい希望だと:知っている それは狂気だと
こうしてお前に焦がれることが ちょうど今お前に焦がれているように:
だが私の人生の大部分は
この黄金の夢なのだ
この甘い幻影なのだ
それはほほ笑みかけた 私の心の中に とある夕暮れ
あの冬の終わりの
それは魅惑だったのだ!

私は知っている 朝には誘惑者の夢は
後悔や嫉妬になるしかないのだと
痛みになるしかないのだと
それでも私は夢見て死んで行きたいのだ
ひとつの秘密と一緒に この魂を奪われて
その秘密を訴えることができるのは
一輪のやさしい 萎れたスミレだけなのだ!


控え目に愛を歌いますが秘めた熱情はなかなかのもの。徐々に力が籠ってくるものの最後にフッと息を抜くところなど何とも言えない余韻があります。これもチマーラの傑作のひとつではないでしょうか(傑作のヒット率の高い人です)。間奏のピアノのメロディの美しさも印象に残ります。

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( 2017.04.08 藤井宏行 )


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