巴里の雪 |
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1925年に書かれた橋本の最初の歌曲の中のひとつです。「牡丹」のようにどっぷりとした日本情緒を醸し出す作品と対照的に、タイトルに「パリ」とありますようにばりばりの洋楽風を狙った歌曲です。ただ同じテーマで3年後に書かれた「お菓子と娘」ほどは洋風に吹っ切れていないのと、八十の詞も「お菓子と娘」で見せてくれたほどの洒脱さがないのとで残念ながらあまり取り上げられることもない歌となってしまっています。
( 2017.02.24 藤井宏行 )