十五夜お月さん |
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十五夜お月さん ごきげんさん 婆やは お暇(いとま)とりました 十五夜お月さん 妹は 田舎へ貰(も)られて ゆきました 十五夜お月さん 母(かか)さんに も一度わたしは あいたいな |
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大正9年の童謡雑誌「金の船」に掲載。わらべ歌の雰囲気を見事に生かした本居の童謡の出世作にして最高傑作のひとつです。力量のあるソプラノの手にかかると見事に映える曲だと思います。
( 2017.02.06 藤井宏行 )