Suleika und Hatem 12 Lieder |
ズライカとハーテム 弟フェリックスの12の歌 Op.8に収録 |
Suleika: An des lustgen Brunnens Rand, Der in Wasserfäden spielt, Wußt ich nicht,was fest mich hielt; Doch da war von deiner Hand Meine Chiffer leis gezogen, Niederblickt ich,dir gewogen. Hier,am Ende des Kanals Der gereihten Hauptallee, Blick ich wieder in die Höh, Und da seh ich abermals Meine Lettern fein gezogen: Bleibe! bleibe mir gewogen! Hatem: Möge Wasser springend,wallend Die Zypressen dir gestehn: Von Suleika zu Suleika Ist mein Kommen und mein Gehn. |
ズライカ 楽しげな噴水のほとり 水の糸が戯れているところで 私には分からないのです 何が私を引き留めているのが でもここではあなたの手が 私のイニシャルをそっと書いて下さった 私はそれを見下ろし あなたのことを思うのです ここの 水路の終わりには 並木のある大きな通りがあります 私が高みを見上げると そこにもまた 私は見るのです 私の文字がきれいに描かれているのを そのままで!そのままで私を愛して! と ハーテム 水は跳ね 波立つだろうが 糸杉もお前にこう告げるだろう: ズライカからズライカへと 私が来て 私は行くのだと |
( 2017.01.29 藤井宏行 )