Was in der Schenke waren heute Lieder nach Gedichten von J W von Goethe |
いったい何事だったんだ 酒場で今日 ゲーテ歌曲集 |
Was in der Schenke waren heute Am frühsten Morgen für Tumulte! Der Wirt und Mädchen! Fackeln,Leute! Was gab's für Händel,für Insulte! Die Flöte klang,die Trommel scholl! Das war ein wüstes Wesen; Doch bin ich,Lust und Liebevoll, Auch selbst dabei gewesen. Daß ich von Sitte nichts gelernt, Darüber tadelt mich ein jeder; Doch bleib ich weislich weit entfernt Vom Streit der Schulen und Katheder. |
いったい何事だったんだ 酒場で今日 朝早くから大騒ぎして! 主人も女給も!松明に群衆! 全く何の殴り合いに罵り合いだか! 笛は鳴るし 太鼓は轟く! そりゃ激しいもんだった だけど俺も 喜びと愛情にあふれて そこに居たんだった 俺がああいう場での振舞いを知らないと 皆で俺を非難する だけど俺にも近づかない賢さくらいはある 学校や講壇の争い事からはな |
これはとある解説によれば、ハーフィズの詩に密接に関連しているのだそうですが、肝心のハーフィズの詩を見つけられていないのでどこがどう関連するのかは把握できずにおります。私もこんな騒ぎの当事者になったことはないですが、目撃者(といいますか野次馬)になったことは何度もありますので、この歌の雰囲気は実感として良く分かります。
( 2016.12.28 藤井宏行 )