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秋の野 |
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あの子が ゆくよ 見たよな あの子 おんなじ 道を おんなじ 方へ 誰れだろ あの子 ちひさな あの子 わたしの 前を わたしの やうに あの子が ゆくよ 髪の毛が ひかる 野の道小径 もう日は 暮れる はぐれな あの子 見たよな あの子 お月さま 出たに ほういと 呼ぼよ |
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團伊玖麿の付けた寂しげな歌が良く歌われますが、この石渡のどっぷりと日本情緒に溢れるまるで小唄のようなメロディの歌もとても味わい深くて捨てがたいところです。こういう歌も含めてなかなか渋い選曲の「四季のいのちを歌う 〜 かぜとかざぐるま」というCDを平本弘子さんが録音しています。
( 2016.11.26 藤井宏行 ）