Meri |
メリー |
P’ju za zdravie Meri, Miloj Meri moej. Tikho zaper ja dveri I odin,bez gostej P’ju za zdravie Meri. Mozhno krashe byt’ Meri, Krashe Meri moej, Etoj malen’koj peri; No nel’zja byt milej Rezvoj,laskovoj Meri. Bud’ zhe schastliva,Meri, Solntse zhizni moej! Ni toski,ni poteri, Ni nenastlivykh dnej Pust’ ne vedaet Meri. |
私は飲もう 健康を祝して メリーの わが愛しのメリーの 静かに 私はドアを閉めて 一人 ゲストも呼ばずに 私は飲もう 健康を祝して メリーの 誰も美しさは超えられぬ メリーの わが麗しのメリー この小さな妖精には 誰も敵いはしないのだ 明るくて 品のあるメリーには 幸あれ メリー わが人生の太陽! 苦悩も 喪失も 不幸な日々も 決して知ることがないように メリーが |
屈託のない愛の詩をプーシキンはたくさん書きましたがこれもそのひとつ。英語の詩が下敷になっているようですがもはや全くの別物となっている感じです。グリンカのつけた音楽も弾けるような情熱的なもの。ストレートな愛の気持ちの迸りをうまく表しています。
( 2016.10.05 藤井宏行 )