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Take,o take those lips away    
 
さあ 持って行け この唇をどこへでも  
    

詩: シェイクスピア (William Shakespeare,1564-1616) イングランド
    Measure for Measure (尺には尺を) Act.4 Scene.1 Take,o take those lips away

曲: ブライアン (William Havergal Brian,1876-1972) イギリス   歌詞言語: 英語


Take,o take those lips away,
That so sweetly were forsworn;
And those eyes,the break of day,
Lights that do mislead the morn:
But my kisses bring again;
Seals of love,but seal'd in vain,sealed in vain.

さあ持って行け この唇をどこへでも
とても優しく愛を誓ったこの唇を
そしてこの瞳 夜明けには
その光を朝と間違えてしまう瞳もまた
だが私のくちづけは返しておくれ
愛の証 だが空しい証となった 空しい証となったあのくちづけは

シェイクスピアの戯曲「尺には尺を(Measure for Measure)、第4幕第1場の冒頭場面、権力を持って血迷い始めたアンジェロ公爵代理に捨てられた恋人マリアナのそばで少年が歌う歌です。シェイクスピアの作ではなく、当時の流行歌のようなものを劇の中に織り込んだようなのですが、失恋の歌としてはこの場面にぴったりです。
ブライアンの曲は微妙な転調が不思議な効果を上げています。おどけているようでどこか深淵さを感じさせる、短いけれども印象に残る歌です。

( 2016.09.24 藤井宏行 )


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