Oimè il bel viso,oimè il soave sguardo SV107 Madrigali,libro sei |
おお その美しい顔よ おお そのやさしい眼差しよ マドリガーレ集第6巻 |
Oimè il bel viso,oimè il soave sguardo, oimè il leggiadro portamento altero; oimè il parlar ch'ogni aspro ingegno et fero facevi humile,ed ogni huom vil gagliardo! et oimè il dolce riso,onde uscío 'l dardo di che morte,altro bene omai non spero: alma real,dignissima d'impero, se non fossi fra noi scesa sí tardo! Per voi conven ch'io arda,e 'n voi respire, ch'i' pur fui vostro; et se di voi son privo, via men d'ogni sventura altra mi dole. Di speranza m'empieste et di desire, quand'io partí' dal sommo piacer vivo; ma 'l vento ne portava le parole. |
おお その美しい顔よ おお そのやさしい眼差しよ おお 優雅な堂々とした物腰よ おお その話し方よ どんな辛辣で狂暴な者も 謙虚となし 臆病者を勇気づける おお 優しいほほ笑みよ そこから矢が放たれたのだ 死のために もはや二度と望みはない 王者の魂 王国の威厳 あなたがわれらのもとにすぐに来てくれなくなった今は あなたのために私は燃え あなたのために呼吸してきた 私はずっとあなたのものだったのだから そしてあなたを失っては 他のどんな不幸も 私はこれ以上悲しむことはできぬのだ 希望で私を満たしてくれたのだ そして望みで 私が離れた時に 至上の生きる喜びから だが風が運び去ったのだ この言葉を |
( 2016.09.19 藤井宏行 )