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Little Ella    
 
かわいいエラ  
    

詩: フォスター (Stephen Collins Foster,1826-1864) アメリカ
      

曲: フォスター (Stephen Collins Foster,1826-1864) アメリカ   歌詞言語: 英語


Little Ella,fairest,dearest
Unto me and unto mine,
Earthly cherub coming nearest
To my dreams of forms divine:
Her brief absence frets and pains me,
Her bright presence solace brings,
Her spontaneous love restrains me
From a thousand selfish things.

Little Ella moveth lightly
Like a graceful fawn at play,
Like a brooklet running brightly
In the genial smile of May,
Like a breeze upon the meadows
All besprent with early flowers.
Like a bird mid sylvan shadows
In the golden summer hours.

Little Ella brings a blessing
With her bright and winning smile,
With her frank and fond caressing
And her prattle free from guile.
When I hear her footsteps bounding,
In the hall or through the grove,
And her voice with joy resounding,
Tis the music that I love.
かわいいエラよ 一番素敵で 一番愛おしい
ぼくのもとに ぼくのものに
地上の天使 近くにやってきた
神々しい形のぼくの夢のもとに
あの子が少し居ないだけでもぼくは苛立ち 苦しい
あの子の明るい存在が慰めをもたらすんだ
あの子の自発的な愛はぼくにさせないようにしてくれる
たくさんの利己的な行いを

かわいいエラは軽やかに動く
まるで優雅な小鹿が遊ぶように
小川が明るく流れるように
五月の温和な笑顔で
草原の上のそよ風が
すべては早い花で撒き散らす
森陰の小鳥のように
黄金の夏の時の

かわいいエラは幸せを運んでくる
彼女の明るく爽やかな笑顔で
彼女の素直で愛情に満ちた戯れで
そして 彼女のおしゃべりは狡さとは無縁だ
ぼくは彼女の足音の響きを聞くと
広間とか 木立の中で
喜びの響きの彼女の声を聴くと
それはぼくの大好きな音楽のように思えるんだ

ウキウキするような愛らしい恋の歌ですからフォスターも生き生きとした素敵なメロディを付けました。ちょっと押しが弱くて印象に残りにくいのが難ですが。なおよく似たタイトルですが、フォスターは1863年に“Little Ella's an Angel!”という別の曲をこれもまた自分自身の詞で書いています。

( 2016.09.17 藤井宏行 )


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