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The day of battle    
 
戦いの日  
    

詩: ハウスマン (Alfred Edward Housman,1859-1936) イングランド
    A Shropshire Lad 56 The day of battle

曲: 作曲者なし (,-)    歌詞言語: 英語


“Far I hear the bugle blow
To call me where I would not go,
And the guns begin the song,
“Soldier,fly or stay for long.”

“Comrade,if to turn and fly
Made a soldier never die,
Fly I would,for who would not?
'Tis sure no pleasure to be shot.

“But since the man that runs away
Lives to die another day,
And cowards' funerals,when they come,
Are not wept so well at home,

“Therefore,though the best is bad,
Stand and do the best,my lad;
Stand and fight and see your slain,
And take the bullet in your brain.”

遠くから聞こえて来る ラッパを吹く音が
俺を呼んでるのだ 行きたくないところへ
そして銃声が歌い出す
「兵士よ 逃げるか それともずっと留まるのか」と

「同志よ もしも背を向けて逃げ出すことで
兵士が死なずに済むのなら
俺だって逃げるだろう そうしない奴が居るか?
撃たれるなんて嫌に決まってる

だけど逃げたところで
生きてられるのは別の死ぬ日までだし
臆病者の葬式には 人々が来たところで
そんなに泣いてはくれないのだ 故郷では

だから 最善なのは酷いことだが
立ち止まってベストを尽くせ 若者よ
立って戦い 見るんだ お前の殺した奴を
それから弾丸を食らうんだ お前の脳みそに」


ハウスマンの詩集「シュロップシャーの若者」にはいくつか出征した兵士たちのことを歌った詩がありますが、これはその中でも一二を争う印象的なものでしょう。戦争を知らない私のような者の目から見ても本当に心動かされるリアリティがあります。私ももし戦場に駆り出されていたとしたらこんなことを考えたのかなあ...と。反戦を叫ぶにしても、あるいは「戦争のできる“普通の”国」を目指すにしてもこういうリアリティを知らないと何か上滑りしたことしか言っていないように思えて心に響いてこないのです。

( 2016.09.10 藤井宏行 )


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