Le poulpe Op.17a-20 Le Bestiaire |
タコ 動物詩集(あるいはオルフェの行列) |
Jetant son encre vers les cieux, Suçant le sang de ce qu'il aime Et le trouvant délicieux, Ce monstre inhumain,c'est moi-même. |
天に向かって墨を吹きかけながら 愛するものの血をすすり そしてそれが旨いと感じている この人でなしのモンスター それはぼくだ |
見た目が人間の体つきからかけ離れてグロテスクに感じられるからか、この詩ではえらい言われようです。音楽はしかし吹っ切れたかのように澄み切った晴れやかさを感じさせてくれます。
( 2016.07.09 藤井宏行 )