刈干切唄 わがふるさとの歌 |
|
ここの山の 刈干しゃ すんだよ 明日はたんぼで 稲刈ろかよ もはや 日暮れじゃ 迫々かげるよ 駒よ いぬるぞ 馬草負えよ 秋もすんだよ 田の畔道をよ あれも嫁じゃろ 灯が五つよ |
|
宮崎県の高千穂地方、丈の高い萱を刈り取る労働歌としてたいへん良く知られた民謡です。九州南部の民謡に関心の深かった福島が見事なピアノ伴奏編曲にしています。関定子の絶唱とも言える録音がありますが今やなかなか入手は難しいでしょうか。
( 2016.07.09 藤井宏行 )