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The Circus Band    
  Five Street Songs
サーカスバンド  
     5つのストリートソング

詩: アイヴズ (Charles Edward Ives,1874-1954) アメリカ
      

曲: アイヴズ (Charles Edward Ives,1874-1954) アメリカ   歌詞言語: 英語


All summer long,we boys
dreamed 'bout big circus joys!
Down Main street,comes the band,
Oh! “Aint it a grand and glorious noise!”

Horses are prancing,knights advancing;
Helmets gleaming,pennants streaming,
Cleopatra's on her throne!
That golden hair is all her own.

Where is the lady all in pink?
Last year she waved to me I think,
Can she have died? Can! that! rot!
She is passing but she sees me not.

夏の間ずっと ぼくら少年は
夢見てたんだ すごいサーカスのことばかり!
メインストリートに沿って バンドがやってくる
おお!「すげえカッコいい音じゃないか!」

馬たちは飛び跳ね 騎士たちは進んで行く
兜はきらめき ペナントははためく
クレオパトラは玉座に座ってる!
あの金色の髪はみんな自前だぞ

どこだろう あの全身ピンクの女の人は?
去年はぼくに手を振ってくれたのに
死んじゃったのかな?そうかも!えっ!バカな!
彼女が通り過ぎていく だけどぼくを見てないや


この5曲の曲集の中では一番ポピュラーなのは、ユーモラスな歌詞もさることながら、親しみやすいメロディがくるくると表情を変えて夏の田舎町の思い出を味わい深く描き出しているところにあるのでしょう。耳になじみの良いそのメロディは歌曲としてだけでなく、歌なしのブラスバンドやオーケストラで演奏されることも良くあります。

( 2016.04.02 藤井宏行 )


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