With rue my heart is laden BREDON HILL AND OTHER SONGS |
悲しみに私の心は打ちひしがれている ブリードンの丘とその他の歌曲 |
With rue my heart is laden For golden friends I had, Fo many a rose-lipt maiden And many a lightfoot lad. By brooks too broad for leaping The lightfoot boys are laid; The rose-lipt girls are sleeping In fields where roses fade. |
悲しみに私の心は打ちひしがれている 昔の私の懐かしい友たちのために バラの唇のたくさんの乙女たちのために そして大勢の軽快な足取りの若者の 跳び越えるには広すぎる小川 のほとりに 軽快 な足取りの若者は倒れ バラの唇の乙女たちは眠る バラの花の色褪せる野に |
「シュロップシャーの若者」54番目の詩 かなり多くの作曲家に取り上げられており、サミュエル・バーバーやレイフ・ヴォーン=ウイリアムズなどの作品もよく取り上げられますが、やはり第一次大戦で若くして戦死したこのバターワースの書いた曲が心に一番響いてくるような気がします。淡々として、しかし深い悲しみに満ちた友へのレクイエムのようです。
( 2016.03.26 藤井宏行 )