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Freudvoll und leidvoll   Op.84  
  Musik zu Egmont
喜びでいっぱい そして悲しみでいっぱい  
     劇音楽 エグモント

詩: ゲーテ (Johann Wolfgang von Goethe,1749-1832) ドイツ
    Egmont (エグモント 1788) Act 3-2 Freudvoll und leidvoll

曲: ベートーヴェン (Ludwig van Beethoven,1770-1827) ドイツ   歌詞言語: ドイツ語


Freudvoll
Und leidvoll,
Gedankenvoll sein;
Langen
Und bangen
In schwebender Pein;
Himmelhoch jauchzend
Zum Tode betrübt;
Glücklich allein
Ist die Seele,die liebt.

喜びでいっぱい
そして悲しみでいっぱい
思いでいっぱいなのです
あこがれ
そして不安になる
絶え間ない痛みの中で
天高く歓呼し
死ぬほどに心沈む
幸いなるはただ
恋する魂だけなのです


ゲーテの戯曲「エグモント」第3幕第2場。戻って来ないエグモントを待ちながらクレールヒェンの歌。なかなか熱烈な恋の歌ですが、ベートーヴェンの手にかかると格調高いものになっています。これが単独の歌曲として取り上げられて歌われることも多いです。

( 2016.01.02 藤井宏行 )


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