Die Hirten Op.8-2a Weihnachtslieder |
羊飼いたち 聖なる夜の歌 |
Die Hirten wachen nachts im Feld; so still und dunkel liegt die Welt, die Menschen alle schlafen: Aber die Hirten,die armen Hirten halten Wacht bei den Schafen. Und sieh! ein Engel licht und schön hernieder schwebt von Himmelshöhn, Ein Bote auserkoren: “Freuet euch,Hirten,Ihr guten Hirten, der Heiland der Welt ist geboren.” Und Engel singen ringsumher: “Sei Gott im Himmel Ruhm und Ehr, den Menschen Frieden werde!” Aber die Hirten,die frommen Hirten knieten nieder zur Erde. Dann eilten sie zum heil'gen Ort, Maria und Joseph sahn sie dort, den Sohn gehüllt in Windlein. Selige Hirten,die guten Hirten beteten an das Kindlein. |
羊飼いたちは森の中で夜 目覚めています とても静かで暗く この世は横たわっています 人々は皆眠っています けれどこの羊飼いたちは 貧しい羊飼いたちは 見守っているのです 羊の群れを ご覧なさい!ひとりの天使が 輝かしく美しく 舞い降りて来ます 天の高みから 選ばれた御使いです 「喜べ 羊飼いたちよ 善き羊飼いたちよ この世の救い主が生まれるのだ」 そして天使たちが周りで歌います: 「神がおわしますように 天の栄光と栄誉のうちに 人には平和あれ!」と けれど羊飼いたちは 敬虔な羊飼いたちは 地面にひざまずきます それから彼らは神聖な場所に急ぎます マリアとヨセフがそこにいるのが見えます 御子は産着に包まれていました 祝福された羊飼いたちは 善き羊飼いたちは 崇めたのです その御子を |
改訂前の初版、なのでほとんど聴くことはできません。Naxosにあるコルネリアスの歌曲全集4ではChristina Landshamerの歌で収録されていました。ピアノ伴奏が前奏からとても凝っていて、そこに清楚なソプラノの声が絡むと得も言われぬ美しさです。改訂などしなくてもこれで十分に魅力的だと思うのですが、素朴な羊飼いたちを描くにはあまりに華美に過ぎてしまったのかも知れません。しかしこの版はこの版でもっと聴いてみたい気にさせる素晴らしい曲です。
( 2015.12.24 藤井宏行 )