Die Farben Helgolands Op.3-2 Sechs Gesänge |
ヘルゴラントの色 6つの歌 |
Grün ist das Eiland,weiß der Strand, Roth ist der hohe Klippenrand: O glänzten doch in meinem Kranz Noch diese Farben Helgolands! Du Kranz der Liebe grün und roth, Wie bist du jetzt so bleich und todt! Ein Blümchen blüht an dir allein, Das Blümelein: Vergißnichtmein! |
緑の島 白い砂浜 ロスは高い崖の縁に おおなおも輝く わが花輪のうちに このヘルゴラントの壮麗さが 愛の花輪よ 緑と赤の お前は今 すっかり色あせ 枯れているが 一輪の小さな花だけがまだ咲いているのだ 小さな花 :忘れな草が! |
ヘルゴラントはドイツの北西、北海に浮かぶ風光明媚な島で、その位置からドイツ領となったりデンマーク領となったりイギリス領となったりしてきました。緑の植物が赤土の上に生え、そして白い砂浜ということで、緑・赤・白の三色旗が島の旗なのだそうで、そんなところも詩には織り込まれています。今ではこの島、ドイツ領ですが、観光業がとても盛んになっています。
( 2015.11.14 藤井宏行 )