Der Gärtner Gedichte von Eduard Mörike für eine Singstimme und Klavier |
庭師 メーリケ歌曲集 |
Auf ihrem Leibrößlein So weiß wie der Schnee, Die schönste Prinzessin Reit't durch die Allee. Der Weg,den das Rößlein Hintanzet so hold, Der Sand,den ich streute, Er blinket wie Gold. Du rosenfarbs Hütlein Wohl auf und wohl ab, O wirf eine Feder Verstohlen herab! Und willst du dagegen Eine Blüte von mir, Nimm tausend für eine, Nimm alle dafür! |
雪のように真っ白な 愛馬にまたがって 美しいお姫さまが 並木道をお通りになる 優雅な馬が 踊るように歩く道 僕の撒いた砂が きらきらと輝く 薔薇色の小さな帽子が 上下に揺れている ああ、その羽根飾りをひとつ こっそり落としてください! そのお返しに僕の花が 欲しいとおっしゃるなら 代わりに千本の花をお取りください ここにある全てをお取りください! |
屈託の無い簡素な詩のようでいて、情景が色鮮やかに浮かんできます。ヴォルフの曲も、馬が踊るように歩む様子を描くピアノ伴奏に乗った軽快なもので、メーリケ歌曲の中ではかなり親しまれ、しばしば単独にも取り上げられる作品です。
( 2003.8.24 甲斐貴也 )