TOPページへ  更新情報へ  作曲者一覧へ


Die Schwestern   Op.61-1  
  Vier Duette
姉妹  
     4つのデュエット

詩: メーリケ (Eduard Friedrich Mörike,1804-1875) ドイツ
    Gedichte  Die Schwestern

曲: ブラームス (Johannes Brahms,1833-1897) ドイツ   歌詞言語: ドイツ語


Wir Schwestern zwei,wir schönen,
So gleich von Angesicht,
So gleich kein Ei dem andern,
Kein Stern dem andern nicht.

Wir Schwestern zwei,wir schönen,
Wir haben nußbraun Haar;
Und flichtst du sie in einem Zopf,
Man kennt sie nicht fürwahr.

Wir Schwestern zwei,wir schönen,
Wir tragen gleich Gewand,
Spazieren auf dem Wiesenplan
Und singen Hand in Hand.

Wir Schwestern zwei,wir schönen,
Wir spinnen in die Wett,
Wir sitzen an einer Kunkel,
Und schlafen in einem Bett.

O Schwestern zwei,ihr schönen,
Wie hat sich das Blättchen gewandt!
Ihr liebet einerlei Liebchen;
Jetzt hat das Liedel ein End!

あたしたち二人の姉妹 あたしたち美人で
顔はそっくりよ
どんな卵もこれほど瓜二つじゃないし
どんな星だってこれほど似てないわ

あたしたち二人の姉妹 あたしたち美人で
クルミ色の髪をしてて
それをお下げに編んだなら
誰にも見分けがつかないの

あたしたち二人の姉妹 あたしたち美人で
全く同じ服を着て
牧場をお散歩
歌を歌うの 手に手を取って

あたしたち二人の姉妹 あたしたち美人で
糸を紡ぐの 競争で
同じ糸車の前に座って
同じベッドで眠るの

おお二人の姉妹 別嬪さんよ
どうしてこんなことになっちゃったんだ
お前たち 同じ男を愛するなんて
これでこの歌もおしまいだ


4つのデュエットOp.61は多彩な詩人の多彩な詩を取り上げ変化に富んだ歌曲集にしております。もっぱら女声2人で歌われることが多いです。
第1曲はメーリケの詩、ありがちなお話をユーモラスに描き出しています。最後の破局に至るところなどもメロディを長調にしてどことなく揶揄しているような雰囲気もあり。ただあまりおどけて歌うのは曲の魅力を減じてしまうようでやり過ぎでしょう。さらりとユーモアを出すのが肝心かと思います。ブラームスのデュエットの中ではけっこう人気の演目のようで、色々な人が歌っているのを聴くことができました。

( 2015.10.03 藤井宏行 )


TOPページへ  更新情報へ  作曲者一覧へ